小平市M様邸 外部工事①
小平市M様邸の外部工事をお伝えします。
上棟後すぐに、屋根にガルバリウムを葺きます。
日本の木造建築の一番の敵は、雨です。
できるだけ早く屋根を葺くことで建物を守ります。
外部はモイスを貼った後に、その上から透湿防水シートを掛けます。
このシートは、裏表で異なる性質をもっています。
外部面は、建物内への雨水の侵入を防ぎます。
内部面は、躯体で発生した湿気を通して、外気に放湿できるようになっています。
この二面性が、建物の腐朽を防止します。
透湿防水シートの上からは、通気胴縁を等間隔で取り付けます。
通気胴縁には、切り欠きがしてあり、躯体とガルバリウムの間を空気が抜けるようになっています。
バルコニーや玄関ドアには庇を現場制作で取り付けます。
雨よけにルーフィングを貼り、立ち上がり部分には透湿防水シートを重ねます。
庇の仕上げには、板金屋さんにガルバリウムを葺いてもらいます。
ニシダ