少し前になりますが、写真撮影に立ち寄った現場で
タイル屋さんに会いました。

いつもウッドシップのタイル工事をやってくれている里見さん。
タイル貼りのお仕事は繊細で根気のいる作業です。
モザイクタイルから石材の大判のものまで
微妙な割付や勾配を図り仕上げていきます。

この日は玄関ポーチの作業中。
ふと足元を見ると何やら細い棒が・・・

おぉ～！？
これは、爪楊枝！！

微妙な隙間の調整にはこれが一番いいんだと教えてくれました。
垂直面に貼る重いタイルや石材は接着が固まるまでに下がってしまうのですね。

なるほど、先が細い部分を使えは細い目地が、しかも差し込み具合で微調整ができます。
凹凸のある後ろも使ったりして・・・

こんな職人さんの意外な小道具を見つけると嬉しくなるのは私だけでしょうか（笑）

梅雨の雨に悩まされる季節が終わると現場の職人さんにとっては過酷な夏がやってきます。
暑い中大変ですがこれからも宜しくお願いします。

金森