住んでからの維持費用を抑えます
現在の新築住宅は、10年間の瑕疵保証保険がついていますが、それ以降こそが劣化しメンテナンスが必要になる時期に入ります。
30年後40年後も耐久性が保てる家の形状や、細部の納まりなど、リフォーム修繕の現場経験に基づいた提案を致します。
ほとんどの住宅で用いられているスレートの屋根材は、防水塗膜が劣化し、10年毎に塗り直しが必要となってきます。
それを怠ると30年もすれば、屋根の構造材は腐り、屋根の総葺き替えが必要となります。これは事実で、重要なポイントです。
当社住宅の屋根はすべてシンプルな形状をしています。屋根に降った雨は、どこにも淀むことなく自然に流れていきます。
屋根材・外壁材は、ガルバリュームという非常に劣化しにくい素材を使っていますし、施工方法もコーキングに頼らない、板金の技術をとりいれた工法を採用しています。
当社では、土台・柱にJASに規定する耐久性区分で、最上級の樹種となる桧を使っております。
無垢の桧柱は集成材に比べ、樹齢の年数経過分だけ強度が増していきシロアリにも強い材です。
これが、法隆寺などの木造建築が1000年以上もっている理由です。樹齢千年の木を使うと千年以上もちます。
当社の柱は、奥多摩の樹齢60年以上の桧を人工乾燥し、一本一本強度測定検査したものだけを使用しております。生涯お住まいになる年数以上の耐久性が十分にあるものです。
温暖化が進む現状で、シロアリはその活動範囲を広げています。また北多摩地域にはカンザイシロアリという外来種が蔓延しつつあります。
多くの分譲住宅、大手ハウスメーカーでは、シロアリが好むホワイトウッド・レッドウッドという輸入木材を使っています。シロアリを防ぐ方法として、一般に床下に農薬を塗る方法が知られていますが薬剤の効力は5年程度しかありません。(公益社団法人日本しろあり対策協会)
50年安心して住み続けるには、シロアリに強い樹種を使用しそのうえで更なる対策として、全構造材のホウ酸処理をご提案しております。
ホウ酸処理はアメリカ・オーストラリア・ニュージーランドなどの、シロアリ対策先進国で広く使われています。人やペットには安全で、シロアリや木材腐朽菌には高い毒性を発揮する、理想的な処理方法です。