きっかけは散歩中に気になった家

Q.家づくりのきっかけを教えてください
父がなくなり、実家の土地に家を建てることになったのが家づくりのスタートでした。住宅展示場も見にいきましたが、とにかく大きな家ばかりで、コストも高い。なにより狭小地の家という提案はありませんでした。そんなとき、たまたま散歩中に気になった住まいがあり、思い切ってチャイムを鳴らして「どこで建てられましたか?」と聞いてみたところ、酒井さんが出てきて「私です」と。(笑)

Q.ウッドシップに決めた理由をお聞かせください
当時は酒井さんがまだ会社を興したばかりだったので、前職の仕事をいくつか見せてもらうことにしました。シンプルで無垢の素材感を活かしたデザインがとても気に入りました。建築予定地とウッドシップさんは歩いて5分と掛からない距離。「近いから安心してください。」という言葉は自信があるからいえることで、それだけ自信があれば大丈夫だろうと確信し、家づくりを依頼することにしました。
Q.家づくりに対してお願いしたことはありますか?
子供はいないので広い家である必要はありませんでした。「箱の家」は酒井さんのコンセプトでしたが、空間を効率よく使えるという点で狭小地に向いた家づくりだと感じました。以前の実家は1階がリビングで暗かったので、2階リビングでプランしてもらい、設計は同居の件もあり途中変更が入りましたが、近くということもあって、打ち合わせを密に出来たことはとてもよかったです。こちらがやりたいということも、「もったいないからやらないほうがいい」とか、プロからみておかしいことは受け付けてくれませんでした。(笑)「過剰なことは、住んでいるうちに飽きてしまう」という酒井さんの考え方は正しいと思います。
Q.実際に住んでみての感想をお聞かせください
四方に窓があるので、風の抜けは抜群にいい。昔の家は底冷えしていましたが、この家は冬も暖かく、暖房はエアコン1台だけで済ましています。梅雨時もじめじめせず、調湿作用がある漆喰は入れる価値があると思います。
不都合があまりないのでアフターメンテの世話になることはほとんどありません。追加工事の依頼で呼んだくらいですが、すぐ来てくれるのも助かっています。

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