こだわりがあったわけではないのに、気に入った家は注文住宅でした

旗竿地でも自分たちには丁度いい土地でした。
元々私達は横浜に住んでいて、子供が生まれたのを機に実家のある花小金井に引っ越して来ました。夫婦で仕事をしていたので、子育てなど協力してもらえる実家近くに暮らすことは妻も賛成でした。越してきた当初から戸建てをなんとなく考えていましたが、土地も含めて探すとなると数年はかかると思っていました。マンションや建売も2～3件見ましたが、あまり好みではなかったのですぐに注文住宅を建てる方向で土地を探し始めました。母が不動産関係の仕事をしていたことと、運も良かったんだと思いますが、早い段階で実家のすぐ裏手の土地が見つかりました。旗竿地で接道も建築許可が下りる2mギリギリだったので車は置けない土地でしたが、近くの実家に置くことができるので、全く問題ありませんでした。家づくりの総予算は限られているので、旗竿地で土地代が抑えられた分建物に回せて私達にとっては丁度良かったと思っています。
妹家族が実家で二世帯住宅に暮らしていて子供の歳も近いので、気軽に行き来できる今はお互いの子供たちにとって良い環境になっています。

ベビーカーでゆったり入ることができる玄関土間と土間納戸。
2階個室の書棚。子供が小さいうちはフリースペースとして利用。
室内干しができる洗面室。便利に着替えやタオルを収納できるタンスがしっかり収まっています。

消去法で残ったのは注文住宅の家でした。: 春に土地を探し始めて8月にはウッドシップさんにお願いすることを決めていましたから、半年足らずの期間で土地も建築業者も決まってしまいました。土地が決まりかけた頃から注文住宅の工務店5社位を検討していて、各社にプランと見積りをお願いしました。色々な住まいがある中で、私達は注文住宅で建てる事を選択しましたが、初めから拘りがあって注文住宅を選んだわけではなく、何となく好みじゃないなという家を消去法で検討から除いていったら注文住宅が残ったということなんです。だから自然素材などの家づくりありきのスタートではなかったですね。ウッドシップさんに決めたのはプランの内容と見積りです。見せて頂いた建物も好みでした。コストパフォーマンスでもウッドシップさんがよかったですね。

家の中心にあるダイニング。
造作収納たっぷりの対面キッチン夫婦で料理をしていても余裕だとか。
子供たちの様子も伺えて快適だそう。
リビングダイニングに面した畳コーナーは、今はお昼寝や遊び場として大活躍。

ファーストプランで気に入りました！: 旗竿地で周囲を隣家で囲まれている土地の条件から、2階リビングがいいということは分かっていましたし、合い見積りの段階でウッドシップさんから提案してもらったファーストプランがとても気に入っていたので、打合せはスムーズでした。自分たちの拘りもそれほど強くなかったので、信頼してお任せできて、それも良かったのかもしれません。共働きなので、家事動線が楽なことや、ドアはぶつかるのが嫌なので、できるだけ引戸にしてもらうことなどの希望は伝えました。玄関も引戸でお願いしました。ウッドシップさんに決めた時点で床は杉の無垢板ですし、提案してもらったプランは共働きで子育て世代の私達のライフスタイルが考慮された内容だったので、気持ちよく打合せを進めることができました。

吹抜けとバルコニーに面したリビングには明るい日差しが差し込んで、観葉植物も良く育ちます。
高い勾配天井はリビングをよりゆったりと寛げる空間にしています。観葉植物が大きくなっても大丈夫！

小屋裏や土間収納は重宝しています。: 実際に暮らしてみるとやっぱり杉の無垢板は気持ちがいいですね。冬でも朝起きて冷っとしないので、床暖房無しでも快適です。家族皆、年間通してほぼ裸足で過ごしています。対面キッチンは子供たちの様子がすぐに見えて、夫婦で作業していても動きやすいです。収納に関しても、日常的に使わないものなど小屋裏に十分収納できますし、玄関の土間収納も根菜類やストック品の保存、ベビーカーの収納など、重たいものが帰宅してすぐに収納できるので重宝しています。リビングの畳スペースも子供のお昼寝や遊び場として丁度いいスペースです。共働きで子供も小さいので今は忙しい毎日ですが、気持ちよく暮らせているのは、やはり既製の家ではなく、私達のライフスタイルに合っている家だからだと思います。注文住宅で建てられて本当に良かったです。